来年の参院選「兵庫から擁立目指す」 れいわ・山本代表が明石で集会

2021/11/20 22:35

集会で参加者と対話するれいわ新選組の山本太郎代表=20日午後、明石市中崎1

 れいわ新選組の山本太郎代表が20日、明石市立市民会館(兵庫県明石市中崎1)で集会を開いた。10月の衆院選を「野党共闘は(自民の)1強に立ち向かう上で当たり前の戦術だった」と振り返り、「野党が政権を取ったら何が起こるのかが、ぼやっとしたまま共闘が進んだ」と課題を挙げた。 関連ニュース 兵庫県議会、新議長に自民・浜田氏 副議長は谷井氏、公明から初 兵庫県議会、百条委設置を可決 51年ぶり 知事批判文書問題で 25年知事選に影響か 南あわじ市長選、2025年1月26日投開票 市議補選も同日程

 衆院選では兵庫8区に候補者を擁立したが、落選。来夏の参院選について「大阪に候補者を立てるが、それだけで維新は止められない。兵庫にも立てたい気持ちはある」と述べ、兵庫県内で候補者の擁立を目指す可能性を示した。
 衆院選で明石市を含む兵庫9区から選出された西村康稔氏が、担当大臣として進めた政府の新型コロナウイルス対策について「感染拡大を容認している。どこでも、何度でもPCR検査を受けられるようにするなどの対策が抜け落ちている」と批判した。(長尾亮太)

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