小学生プログラミング県大会 姫路の赤藤さん最優秀 宇宙人とSDGsに取り組むゲーム自作

2021/11/24 19:15

プログラミングした作品を発表する参加者=神戸市東灘区向洋町中2

 小学生がコンピューター・プログラミング作品を競う「全国選抜小学生プログラミング兵庫県大会」(神戸新聞社主催)がこのほど、神戸市東灘区の神戸ファッション美術館オルビスホールであった。24組が国連の持続可能な開発目標「SDGs」をテーマに、ごみを拾う自作ゲームなどを披露した。 関連ニュース SDGs、新聞でもっと身近に 県内中高、NIE推進協議会が出前授業 企業取材、記事活用の方法学ぶ 大学生が「SDGs」につながるビジネスアイデア、自由な発想を披露 兵庫の4大学が参加 <はりま経済新聞>SDGs促進へ融資で支援 商工中金姫路支店

 小学校でプログラミングが必修になったことを受け、昨年から開催。審査員は関西学院大工学部の巳波弘佳教授らが務めた。参加者はSDGsについて学ぶクイズゲームなどを発表。工夫や苦労した点も伝えた。
 最優秀賞には、宇宙人とSDGsに取り組むゲームに仕上げた姫路市立四郷学院6年の赤藤未吹芽さん(12)が選ばれた。赤藤さんは「プログラミング大会は初参加。最高の賞をもらえるなんて」と驚いた様子だった。赤藤さんは来年3月にオンラインで開かれる全国大会に出場する。(堀内達成)
 そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
 優秀賞=野村知希(神戸市立西山小6年)▽大栄環境賞=船越透真(姫路市立手柄小5年)▽みなと銀行賞=赤松世唯(神戸市立本山第三小5年)▽住友生命賞=松村青依(同市立名倉小4年)

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