衆院選で躍進 日本維新の会が新人研修 国会の流れや政策学ぶ
2021/11/24 20:25
新人や元職を対象にしたオリエンテーションに参加した議員=東京都千代田区
衆院選で躍進した日本維新の会は24日、東京・永田町で、初当選した議員らを対象にオリエンテーションを開いた。新人教育を目的に選挙後に毎回開いており、元職も含む33人が参加。浅田均政調会長や音喜多駿参院議員らが講師を務め、国会議員の心構えを説いた。
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維新は公示前の11議席を41議席に増やし、兵庫でも比例復活を含めて擁立した9人全員が当選した。この日は馬場伸幸幹事長が「政策を再度理解してもらい、臨時国会での活動の礎にしてもらいたい」とあいさつ。「来年の参院選、再来年の統一地方選に向けて地元での活動も大切」とさらなる党勢拡大に発破を掛けた。
新人議員らは、午前は議会運営など国会の仕組みを、午後は維新が掲げている政策について約4時間かけて学んだ。
兵庫県会議員出身で兵庫10区から立候補し、比例復活した掘井健智議員は「委員会の質問通告の方法など地方議会とは違う部分が分かった」と勉強になった様子。同5区から立った遠藤良太議員は「政策を実現するために会派に関係なく人間関係が大事という話が印象に残った」と話した。(今福寛子)