弟子が受け継ぐ「桂吉朝一門会」 あさ吉、吉弥ら話芸披露 尼崎で12月19日
2021/11/24 20:55
桂あさ吉(米朝事務所提供)
落語公演「桂吉朝一門会」が12月19日、ピッコロシアター(兵庫県尼崎市南塚口町)である。2005年に他界した吉朝の名を残すべく、弟子が翌06年より続ける会。筆頭弟子のあさ吉や、二番弟子で神戸大学出身の吉弥ら5人が、師から受け継いだ話芸を披露する。
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吉朝は上方落語の本格派として知られ、2001年から3年間、独演会を開催するなど、同シアターとゆかりがあった。17年には弟子らが「吉朝十三回忌」として、同シアターを含む全国4カ所で「一門会」を行い、芸の継承に努めてきた。
ほかの出演者は、師匠と同様に芝居噺を得意とする三番弟子のよね吉、鉄道落語で知られる四番弟子のしん吉、吉弥の弟子の弥壱。演目は、浮気相手の家での忘れ物を巡る騒動「紙入れ」(あさ吉)、彫刻名人が登場する「ねずみ」(吉弥)など。
午後2時開演。一般3千円、高校生以下1500円。同シアターTEL06・6426・1940
(金井恒幸)