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引き裂かれたロープを持つノリ養殖漁業者=兵庫県淡路市室津
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引き裂かれたロープを持つノリ養殖漁業者=兵庫県淡路市室津

 兵庫県淡路市西岸沖の播磨灘で、ノリ養殖用の網を固定するため、南北約15キロにわたって設置していたロープが切れていたことが3日、分かった。養殖開始前だったが、神戸海上保安部は船舶が通過して破損した可能性もあるとみて、調べている。

 同保安部によると、2日午後1時ごろ、船で作業中の地元漁師が見つけた。被害は同市内の浅野浦、育波浦、室津浦、一宮町の4漁協の漁師約120人が養殖する範囲に及ぶという。

 ロープは太さ約2センチ。漁師らが9月から沖合1~5キロの海域で、いかりやブイとつないで海に浮かべていた。間もなくノリを植えた網を据え、養殖を本格化させる予定だった。

 漁師らは、11月30日を最後に強風のため、海での作業をやめていたという。

 同保安部は、同日以降に同海域を通過した船舶の有無を調べ、風や波で切れた可能性も含め調べている。(山路 進)

■これまでない規模の被害

 淡路市西岸沖でノリの養殖施設が破壊された。これまでない規模の被害といい、漁業者らは「ちょうどこれからがシーズンというときなのに」と憤る。

 拠点の一つの室津漁港では3日、引き裂かれたロープが海から引き上げられ、山積みになっていた。ノリ漁師の男性(45)は、「最初に聞いたときは今季の養殖はもう無理かと思った」と話す。

 丸1日かけ、どうにか設置し直した。本来は4カ月以上かけて準備する。「即席でつくったので、強度に不安がある。来年5月まで養殖を続けられるか心配」と話していた。(中村有沙)

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