愛らし越冬ユリカモメ 神戸港、冬の波止場にぎわい

2021/12/01 11:45

神戸港に飛来したユリカモメ。愛らしい表情が訪れる人々を癒やしている=神戸市中央区波止場町

 越冬のために北方からやってくるユリカモメが、神戸港周辺で姿を見せ始めた。青空の下で乱舞する様子が人々に冬の訪れを告げている。 関連ニュース 【写真】屋根にとまるユリカモメ 冬の使者ミナトでほっと一息 ユリカモメ神戸港に飛来 冬空舞うユリカモメ 越冬で飛来、波止場を乱舞 神戸

 全長40センチほどの小型のカモメで、冬になるとロシア・カムチャツカ半島などから飛来。全国の海岸や河川などで見られるようになる。
 神戸市中央区波止場町のメリケンパーク周辺では数十羽が群れ、海面に浮かんで波に揺られたり、手すりや屋根にとまって休んだり。港を訪れた人の近くまで飛んでくる人懐こい様子も見られ、冬の波止場をにぎわせている。
(秋山亮太)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ