キンプリ永瀬廉、本格時代劇に初挑戦 幕末・長崎、通訳の奮闘「わげもん」 「必死に生き抜く姿、熱く」
2021/12/04 11:30
「わげもん」に出演する永瀬廉((C)NHK)
幕末の長崎を舞台に通訳の奮闘を描くドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」が来年1月8日の土曜夜から、NHK総合で放送される。アイドルグループ「King&Prince」の永瀬廉が本格時代劇に初挑戦。演技に注目が集まる。
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わげもんは、言葉で人々を和解させることからきた、通訳者(通詞)を指す。鎖国下の江戸時代、西洋への唯一の窓口だった長崎の出島に出入りし、オランダとの交易を支える一方、政治的交渉にも立ち会う情報収集のプロだった。
舞台はペリー来航の4年前、米英などの影響が色濃くなり、通詞に「早急に英語を学べ」と号令が下る。通詞だった父が失踪した謎を追い、江戸から来た青年・伊嶋壮多(永瀬)は、語学のセンスや好奇心が旺盛。名通詞の森山栄之助(小池徹平)の英語塾で学ぶ。壮多の父の秘密を知る老通詞が亡くなり、密輸事件が発生。真実を探る壮多は、思いがけないたくらみに巻き込まれる。
永瀬は連続テレビ小説「おかえりモネ」で、ヒロインの幼なじみ役も務めた。若手成長株の小池との共演も見ものだ。永瀬は「壮多は人の心まで『わげ』していく青年。激動の時代を必死に生き抜いていく大胆で行動力のある姿を熱く演じたい」と抱負を述べる。(金井恒幸)