介護保険料４４６万８８００円徴収漏れ　伊丹

　兵庫県伊丹市は７日、介護保険料について１２５人に計４４６万８８００円の徴収漏れがあったと発表した。１人当たり１１００円～９万４００円を来年３月まで４期に分けて追加徴収する。 関連ニュース 芦屋市、52人から保険料計63万円を過徴収　09年度以降に亡くなった人が対象 市民1人当たりの予算額、44万6千円　「福祉」が最多の52％ 市が郵送の圧着はがき、開いて届く　強度不十分で剝離　介護保険料など見られる状態に　伊丹

　市によると、対象となるのは市外の特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅などに住む高齢者。
　市ではこうした人について、いったん無所得と同様にみなして保険料徴収額を最低価格の１万８８００円と算定。その後、各市町村に所得を確認して差額を算出するが、担当課がこの照会作業を失念したという。
　算定ミスに伴い、介護保険サービスの負担割合が２、３倍になるケースもあった。市は７日から電話で経緯を説明し、謝罪している。（竹本拓也）