オミクロン株感染の新たな濃厚接触者、２２人が兵庫在住　帰国時は全員陰性

　兵庫県は１４日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が新たに判明した人の濃厚接触者に県内在住者が２２人いる、と発表した。８、９日に海外から到着した航空機３便で乗客のオミクロン株の感染者が判明。２２人は同乗者で、帰国時の空港検疫では全員が陰性。症状はないという。 関連ニュース オミクロン株、国内で年明け流行か　「デルタ株より重症化しにくく」　水際対策「甘いとしか言いようがない」 職失い孤立「消えたい」…コロナ禍、女性にしわ寄せ　相談は１年で千件超 神戸の老人ホームでクラスター発生　新型コロナ

　県によると、３便のうち２便は８日に成田と関西空港に、１便は９日に羽田空港に到着した。２２人は空港から自家用車などで帰宅しているという。県は２週間の健康観察を行い、２日ごとを目安にＰＣＲ検査を実施する。宿泊療養施設への入所を調整している。
　県内で確認されたオミクロン株の濃厚接触者は計６０人。そのうち２人は健康観察期間を終えている。（金　旻革）
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