兵庫、大阪が連携会議 観光や産業で事業具体化 26日、西宮

2021/12/17 23:23

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 兵庫県は17日、知事と大阪府知事が、産業政策を中心に成長分野での協力について話し合う「兵庫・大阪連携会議」を設置すると発表した。26日、西宮市の新西宮ヨットハーバーで初会合を開く。年2回程度の開催を予定している。 関連ニュース 岩手・大槌の復興願う「デコ鮭」 故西田敏行さんや梅沢富美男さんも制作 宝塚で200点展示 深紅、イロハモミジが織りなす秋の風景 三田の深田公園 中学の部活地域移行 市内で説明会始まる 競技など2025年3月にも周知 保護者「子ども活躍の場、確保を」

 2025年大阪・関西万博を見据え、観光やスタートアップ(新興企業)、医療産業などの分野で具体的な事業の実行を目指す。会議には、斎藤元彦知事と吉村洋文知事を筆頭に、副知事と政策を担う部長がそれぞれ出席する。
 斎藤知事は会見で「兵庫と大阪は違う強みを持っている。それぞれの独自性を大事にしつつ、関西全体を見据えて対等な関係で連携する」と強調。「兵庫に人を呼ぶ流れを万博までにつくり、中長期的には企業誘致やスタートアップ支援、医療も含めた連携を続けることが大切だ」とした。
 吉村知事も17日会見し、「経済、産業分野で事業部局が政策を実行することで関西経済の強化につなげたい。海外の投資や人、情報を取り込むトップセールスでも連携によってより力が発揮できる」と述べた。(大島光貴)

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