西宮市長選 維新、増山県議擁立へ 来週にも発表
2021/12/18 05:30
西宮市役所=西宮市六湛寺町
任期満了に伴う来年3月20日告示、27日投開票の兵庫県西宮市長選に、日本維新の会が兵庫県議の増山誠氏(43)=西宮市選出=を擁立する方針を固めたことが17日、関係者への取材で分かった。来週にも発表する見通し。増山氏は「まだ党本部から公認決定の正式な通知は来ていないが、選ばれれば、西宮の未来のため全力で頑張りたい」と述べた。
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維新が西宮市長選に公認候補を立てるのは初めて。市長選には既に現職の石井登志郎氏(50)が再選を目指して無所属で立候補する意向を表明している。
増山氏は横浜市出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業。日興証券での勤務を経て、2019年の県議選に維新から立候補して初当選した。県議会の会派「維新の会」では政務調査会長を務めている。
神戸新聞社の取材に対し、増山氏は「西宮は高い可能性を秘めた都市だが、この4年は人口減少が続き、活力が失われつつある」と現市政を批判。最重点施策として子育て支援の充実を挙げた上で「子育て世代の流入を促して税収を増やし、市民サービスの向上につなげたい」と述べた。(山岸洋介、三島大一郎)