兵庫県北部で大雪、公共交通に乱れ 1日、南部の平地でも降雪か

2021/12/31 22:00

大雪で列車の運休が相次ぎ、人影の少ないJR豊岡駅前=31日夕、豊岡市大手町(撮影・桑名良典)

 強い冬型の気圧配置となった31日、兵庫県北部で大雪となり、神戸市内でも雪が舞った。同日午後9時時点の積雪は朝来市・和田山で58センチ、豊岡市で36センチを記録した。神戸地方気象台は積雪、路面凍結などへの警戒を呼び掛けている。 関連ニュース 氷ノ山遭難 残る1人の捜索、天候不良で30日も見送り 31日再開へ JR西日本、特急35本を運休 31日に大雪見込み 年越し寒波、暴風雪の恐れ 元日にかけ交通障害に警戒

 但馬空港では雪のため大阪(伊丹)を結ぶ2往復4便が全て欠航。JR西日本は同日、山陰線福知山-豊岡間、播但線寺前-和田山間で終日運転を取りやめた。「きのさき」など特急43本が一部区間で運休。1月1日も一部の運休を決めており、さらに影響が出る可能性があるという。丹波篠山市内では国道173号の一部が通行止めとなった。
 同気象台によると、1日午後6時までの24時間降雪量は、いずれも多いところで県北部で40センチ、南部の山地で35センチ、南部の平地で10センチと予想されている。(名倉あかり)

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