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三宮センター街に設けられた民間のPCR検査場=24日午前、神戸市中央区(撮影・中西幸大)
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三宮センター街に設けられた民間のPCR検査場=24日午前、神戸市中央区(撮影・中西幸大)
神戸新聞NEXT
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 新型コロナウイルス第6波で、感染の有無を調べるPCR検査数や抗原検査数が急増している。一部の開業医などでは検査キットが手に入りにくくなっているほか、自治体が実施する検査も対象をリスクの高い人に絞るなど、ぎりぎりの対応が続いている。

 新型コロナの検査場所は、保健所を通じた地方衛生研究所、医療機関、民間検査所-の三つに大別される。兵庫県では昨年12月29日から、無症状の人を対象に民間検査所での検査を無料にしている。

 このうち、地方衛生研究所と医療機関での検査数を県がまとめており、感染力が強いオミクロン株の感染者が急増するとともに、検査数も右肩上がりに増加。22日には7855件に上った。

 無料の検査も増加傾向にある。街中の民間検査所では順番待ちの列ができ、予約が取りにくくなっている。全国的には検査キットの不足も伝えられる。

 県薬務課によると、現時点で県内では、医療機関への検査キットの供給は滞っていない。一方で、感染者の急増に伴って新たに患者を診察し始めた開業医などでは、キットが手に入りにくくなっているという。

 県感染症対策課は「企業などでも事業継続のため検査キットが必要とされている。需要が増える中で、医療に回らなくなれば危険な状況になる」と心配する。

 自治体の検査も限界に達した。尼崎市立衛生研究所(尼崎市南塚口町4)では午前9時から午後9時まで、技術職員4人がPCR検査を続ける。宮永恵三所長(60)は「88人分が1日の限界。それがここ2週間ぐらい続いている」と話す。

 これを受けて、尼崎市保健所は方針を転換。同研究所での検査は高齢者や障害者、基礎疾患がある人など、重症化リスクが高い人を優先し、保育所や学校の濃厚接触者は症状が出れば医療機関を受診してもらうことにした。

 感染症対策の担当者は「今は非常事態。検査能力が限られる中、リスクが高い人を優先しないと、取り返しがつかなくなる」と話す。(高田康夫、中島摩子)

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