寒の入り 早咲きのウメほころぶ 神戸・綱敷天満宮

2022/01/05 12:20

ほころび始めた早咲きの梅=神戸市須磨区天神町2

 5日は二十四節気の「小寒」。1年で最も寒さが厳しくなり、寒の入りとも呼ばれる時期だが、神戸市須磨区の綱敷天満宮では、早咲きの梅がわずかにほころび始め、参拝者の目を楽しませている。 関連ニュース 「野球カステラ」が本物の野球帽に 頭にピッタリ、神戸名菓 「BE KOBE」垂水に登場 メリケンパークの「本家」忠実に再現 男性が私費で建設、展望台も 「グリコの看板」神戸にもあった 大阪・道頓堀より前に設置

 神戸地方気象台によると、同日の最低気温は神戸3・8度、姫路0・1度と平年並みかやや低かった。
 「学問の神」とされる菅原道真をまつる同神社には30種120本の梅が植えられている。早咲き品種「紅冬至」や「雲龍梅」は昨年末から1輪、2輪と開き始めた。
 「年末に冷え込みが強まりやや足踏みしたよう。今年は初詣の人出が増え、観梅の季節もにぎわいそう」と同神社の担当者。早咲き品種は2月中旬に見頃を迎えるという。(小林良多)

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