兵庫で最多１６４５人感染　直近１週間の１日平均新規患者、初の千人超え

　兵庫県は１８日、新たに１６４５人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１６日の１３４２人を上回り、過去最多を更新した。直近１週間の１日平均新規患者数は１０２８・４人となり、初めて千人を超えた。１週間前（１１日）の１１３人から１４倍以上に増加している。 関連ニュース 阪神間の小中高校でクラスター相次ぐ　新型コロナ 「まん延防止措置」要請、３府県で協議へ　兵庫県知事「対応を判断しないといけない段階」 神戸で最多５０９人感染　前週の火曜日の１４・５倍　新型コロナ

　発表自治体別では、神戸市＝５０９人▽姫路市＝２０８人▽尼崎市＝２０２人▽西宮市＝２０７人▽明石市＝９８人▽県所管分＝４２１人。県内累計感染者数は８万７１８０人となった。また、県の保健所管内で９０代男性の死亡が確認され、累計死者数は１４００人。１８日午前０時時点の入院患者数は４７６人で、前日から７７人増えた。
　新たなクラスター（感染者集団）も阪神間の学校で相次ぎ発生。伊丹市では松崎中と市立伊丹高で、同じ部活動の生徒が感染した。また、県教育委員会は尼崎工業高（尼崎市）の２学級、神崎高（神河町）３年、柏原高（丹波市）２年の臨時休業を発表した。
　三田市民病院では入院患者と病棟勤務の職員計１０人が感染。同病棟の入退院を２４日まで、救急受け入れを２１日午後５時まで停止する。（まとめ・田中真治）【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら