「コロナ入院中」姫路市HPに1200人超 でも患者数は27人?
2022/01/20 17:18
感染者の確認状況を伝える姫路市ホームページの画面。「入院中」には自宅などでの療養者数も含まれる
「入院中1205人」。新型コロナウイルスの感染状況を伝える兵庫県姫路市のホームページ(HP)で、20日に更新された最新の数字だ。市内で確保されている病床は約110床。この日午後の取材でも入院患者は27人と聞いた。この表記、おかしくないですか?
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「入院中としていますが、正確には陽性者数になります」。数字を取りまとめる市保健所防疫課に尋ねると、そんな答えが返ってきた。少なくとも流行「第2波」となった2020年夏以降、この形で公表しているという。
担当者の説明では、「入院中」にはホテルや自宅での療養者が含まれ、20日発表分でいうと、入院患者27人▽宿泊療養者102人▽自宅療養者1076人-の合計ということになる。
誤解を生むのではないか。そんな疑問をぶつけたが、担当者は「内訳を示さないのが市の方針」の一点張り。保健所には市民からの問い合わせも寄せられるという。
他市では神戸や明石、西宮がHPで入院患者数や自宅療養者数を示す。姫路市の担当者は「公表範囲は各自治体の判断」としつつ、「姫路も『入院中』の表記を『陽性者』に変えることは考えるべきですね」と続けた。
市は20日から、入院中の患者数を示すHPの数字のそばに「※入院調整中、宿泊療養を含む」の文字を加えた。(田中宏樹)
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