兵庫も「まん延防止」要請決定 飲食店の営業時間短縮など、25日決定へ

2022/01/21 19:51

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」による感染拡大を受け、兵庫県は21日午後、「まん延防止等重点措置」の適用を政府に求めることを正式決定した。 関連ニュース 新型コロナ「今の分類には限界がある」状態が悪くても軽症に分類されることも 米国内科専門医が指摘 オミクロン株急増「間もなく過去最多の感染者に」 神戸大病院部長が語る警鐘と期待 認証店は酒類提供あり午後9時、非認証店は酒類なし午後8時 まん延防止適用後、兵庫県

 同日の新規感染者は過去最多の2944人。同日午前0時時点の病床使用率は45・5%(重症用1・4%)になった。斎藤元彦知事は「病床の使用率が上がり、対策を強化する段階。医療の逼迫を防ぎ、社会経済活動との両立を図るため要請を決めた」と述べた。
 県は25日にも開く対策本部会議で、飲食店の営業時間短縮など要請内容を決める。斎藤知事は、十分な感染対策を講じている県の認証店には、酒類提供の有無を選択制にする方針を明らかにした。
 酒類提供する場合は営業時間を午後9時(酒類提供は午後8時)までとし、提供しない店舗には同8時までの営業を求める。非認証店には酒類提供を認めず、営業は同8時まで。酒類提供の有無で協力金に差をつける見通し。全県一律の対応とする。

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