「4人のバイオリニスト」神戸で2月公演(下)川久保賜紀と松田理奈 注目の若手実力派共演

2022/01/29 05:30

川久保賜紀

 国内外で活躍する一流奏者4人が共演し、2月12日、神戸新聞松方ホール(神戸市中央区)で開かれる演奏会「V.4~4人の美しきバイオリニスト」。出演者を紹介するシリーズの後半は、若手の川久保賜紀と松田理奈。ともに次代を担う奏者だ。(記事・津谷治英、撮影・永見将人) 関連ニュース 兵庫で4450人感染 豊岡土木事務所でクラスター 療養者数は3万人超 新型コロナ 【速報】神戸で新たに1546人感染 過去2番目の多さ 新型コロナ 【詳報】神戸で県内初のオミクロン派生株2人確認 神戸市「市中感染の可能性低い」

 ピアソラの「タンゴ・エチュード」で共演し、今回の見どころの一つになる。
 日本人の両親を持つ川久保は、米国で生まれ育った。経歴は華々しい。2001年のサラサーテ国際バイオリン・コンクール(スペイン)で優勝。翌年には世界三大コンクールの一つ、チャイコフスキー国際音楽コンクール(ロシア)で最高位に輝いた。「情熱的な演奏」が信条。
 4年前からは桐朋学園大学院大学・富山校の教授に就任し、活動拠点を日本に移し、若手の育成に尽力する。バイオリン4人だけの今回のオファーを受けた時は「珍しい公演で面白い」と思った。東京、九州での舞台を重ね、「4人の音が融合し、一つの作品をつくりあげていった。弦楽の魅力を存分に楽しんでもらえる」と話す。
 松田は4人の中では最年少。14歳でソロリサイタルを開くなど、早くから頭角を現した。07年にサラサーテ国際コンクールでディプロマ賞入賞を果たし、さらなる飛躍が期待される。今回の企画に参加し、「素晴らしい先輩の中に入れていただきうれしい」と喜ぶ。
 両親が大阪出身で、親戚も多く、関西は親しみのある地。中でも松方ホールでは関西フィルハーモニーと共演した経験がある。「初めてオーケストラと共演した思い出の舞台。あの時は緊張で余裕がなかったが、今度は神戸の風景も楽しみたい」と屈託がなかった。
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 午後3時開演。6千円。松方ホールチケットオフィスTEL078・362・7191

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