3回目ワクチン、大規模接種開始 神戸、高齢者対象 1日3500人受け入れ可能

2022/01/29 11:31

3回目ワクチン接種の受け付けのために並ぶ高齢者ら=29日午前、神戸市兵庫区御崎町1(撮影・長嶺麻子)

 新型コロナウイルス感染が急拡大する中、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)での3回目ワクチン接種が29日、高齢者らを対象に始まった。同会場は1日3500人を受け入れられ、全国最大規模。3回目接種は国の方針で前倒しが進み、兵庫県内でも本格化した。 関連ニュース ノエスタの3回目接種、全国最大規模だが2割しか埋まらず モデルナ社製を敬遠か 29日から開始 【詳報】神戸で県内初のオミクロン派生株2人確認 神戸市「市中感染の可能性低い」 川崎重工業、神戸クリスタルタワーで無料PCR検査サービス

 新型コロナウイルス感染が急拡大する中、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)での3回目ワクチン接種が29日、高齢者らを対象に始まった。1日3500人を受け入れられ、全国最大規模の会場。3回目接種は国の方針で前倒しが進み、兵庫県内でも本格化した。
 オミクロン株の広がりを受け、国は今月13日、ワクチンの2回目からの接種間隔を短縮。高齢者らは2回目接種から6カ月で可能とする方針を示した。
 同スタジアムではこの日午前10時ごろ、列を成した高齢者らが動線に沿って進み、モデルナ製のワクチンを接種した。かかりつけ医での接種希望者らも多いとみられ、初日の予約は午前9時時点で約2割の757人にとどまった。
 同市は今後、商業施設などで順次、集団接種を実施。2月中に市内の65歳以上約35万人、64歳以下約13万人の接種を見込む。
 県も西宮、姫路市の大規模会場で14日から3回目接種を始め、2月5日からは両会場で1日計3500人に受け入れを増やす予定。(井川朋宏)
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