阪神高速神戸線「摩耶-芦屋間」が4月15日から10日間、上下線とも終日通行止め

2022/02/15 19:30

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 阪神高速道路会社は、4月15日午前4時から25日午前6時まで、神戸線摩耶-芦屋間(約10・3キロ)をリニューアル工事のため上下線とも終日通行止めにする。同区間の終日通行止めは、2008年の前回工事以来。同社は周辺道路の渋滞が予想されるとして、公共交通機関や迂回路の利用、利用時間の変更を呼びかける。 関連ニュース 神戸にもあった「ベタ踏み坂」!?…なんと1000万ドルの夜景も楽しめる絶景ルート 震災体験伝え続ける 阪高で落下免れたバス運転手 「交通事故多発交差点」全国ワースト10発表 大阪府内から6カ所ランクイン「なぜこんなに?」という声も

 神戸線は1970年の開通から50年以上が経過。構造物の老朽化に加え、前回工事から10年以上が過ぎ、舗装の損傷などが目立つ。
 今回の工事では強度の高いコンクリート舗装や高性能の防水対策などを施す計画で、総事業費は50億円。通常の車線規制工事にすると約3年8カ月かかるといい、「終日通行止めで工事を集約化・効率化する」と説明する。
 同社によると、神戸線の1日の平均交通量(平日)は約8万7800台。4月15~25日の工事期間は、朝夕のラッシュ時に神戸線東行きで最大7・7キロ、湾岸線の西行きで最大6・2キロ-などの渋滞が発生すると予測。国道2号や43号も渋滞が見込まれる。
 同社は迂回路や交通への影響予測などを紹介する特設サイトを開設した。「3号神戸線リニューアル」で検索できる。フリーダイヤル0120・84・1620
(石沢菜々子)

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