洲本市長選、新人3人の争いが確定 市議選は無投票
2022/02/27 21:40
洲本市役所=洲本市本町3
任期満了に伴う兵庫県洲本市長選が27日告示され、いずれも無所属新人の元洲本市議氏田年行氏(53)と、元洲本市副市長上崎勝規氏(66)、医師太田浩之氏(63)の3人が立候補を届け出た。投開票は3月6日。
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3期目の竹内通弘市長(76)が昨年11月、任期満了で退任する意向を表明。同市では2006年に旧洲本市と旧五色町が合併後、人口が約2割減っており、少子高齢化対策や観光振興などが課題となっている。
氏田氏は、子育て施策の充実と高齢者の移動支援を掲げ、自身の若さもアピール。上崎氏は、市職員や副市長としての経験を強調し、民間企業と連携した市勢の浮揚を訴えた。太田氏は、福島第1原発の処理水放出への反対を呼び掛けた。
同日、市議選(定数18)も告示され、定数と同じ18人の立候補しかなく、無投票で現職12人、新人6人の当選が決まった。(吉田みなみ)。
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