６月の加古川市長選に久本氏立候補へ　無所属、地元アパレル会社を経営

　任期満了に伴う加古川市長選（６月５日告示、同１２日投開票）に、アパレル通販会社経営の久本和明氏（３８）が、無所属で立候補する意向を固めたことが、２８日分かった。近く正式に表明する。 関連ニュース 丹波国際映画祭　グランプリに、手話を守る闘い描いた「ヒゲの校長」　谷監督、当事者起用し表現追求 食物アレルギー学び、悩みや不安語り合う　講習会に母親ら50人　明石医療センター ＜熱中　丹波びと＞丹波市長選に3回挑戦　岩崎政義さん(69)　政治参画への思い、熱く

　久本氏は姫路市出身。姫路飾西高校を卒業後、明治大学を中退。人材紹介のベンチャー企業勤務を経て、東京でアパレル通販会社を起業した。２０１１年に加古川市に会社を移し、現在は同市や芦屋市などに事業所を構える。
　神戸新聞の取材に対し、「幸せを感じる子どもたちを増やすために、子育て世帯の生活や教育支援、不登校対策などを含めて、『子育てにかかる費用０円のまち』を目指したい」と話した。
　加古川市長選を巡っては、現職の岡田康裕氏（４６）が立候補の意向を示しており、近く市議会で正式に表明する見通し。（斉藤正志）