病院トイレで盗撮容疑、逮捕された男性医師が懲戒解雇に　神戸・中央市民病院に勤務

　神戸市民病院機構は４日、勤務する病院の女子トイレで盗撮したとして、兵庫県警神戸水上署に県迷惑防止条例違反と建造物侵入の疑いで逮捕された市立医療センター中央市民病院の男性医師（２９）を懲戒解雇処分にしたと発表した。 関連ニュース １８歳女性、目覚めたら自分をまたぐ見知らぬ男 「コロナ検査に来ました」　玄関で対応の女子中学生の体触る　容疑で２５歳男逮捕 服を脱ぎながら帰宅中に全裸に　その理由が…

　同機構によると、男性医師は勤務中の２月１０日午後２時すぎ、同病院の女子トイレに侵入。女性が入っている個室にスマートフォンを差し入れ、盗撮したとして、翌１１日に逮捕された。
　２０２０年１０月から同病院に勤務し、同機構の聞き取りに容疑を認めているという。同機構は「医療従事者としての自覚、倫理観を大きく欠く行為。職員全体へのコンプライアンス教育を強化する」とした。