ひょっこりツクシ、顔を出し 高気圧、春の日差し
2022/03/08 21:50
春の日差しに誘われて顔をのぞかせたツクシ=8日午前、神戸市西区櫨谷町松本
高気圧に覆われた兵庫県内は8日、朝から青空が広がった。神戸市西区の川辺では、ツクシが春の日差しに誘われて顔を見せ始めている。
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ツクシはシダ植物のスギナの胞子茎で、筆を地面に立てたような姿から「土筆」とも書く。つくだ煮や天ぷらなど春の味覚としても古くから親しまれる。
同市西区を流れる櫨谷川の河川敷では、ひょっこりと頭を出したツクシの集まりが所々で見られるようになった。川沿いを散歩する人は、ツクシに気づくとしゃがんでじっくりとめで、春の訪れを感じていた。
神戸地方気象台によると、8日の県内の最高気温は神戸が11・1度、姫路が13・5度、豊岡が11・2度を記録。向こう1週間は高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温も平年より高くなる見込みという。(秋山亮太)