近づく春本番、陽光に輝くネコヤナギ 神戸・六甲山
2022/03/09 11:22
陽光に輝くネコヤナギ=神戸市灘区六甲山町
春本番が近づく中、神戸・六甲山では、自生するネコヤナギの花穂が膨らみを増し、暖かな日差しを受けて白銀に輝いている。
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ヤナギ科の落葉低木で全国の川辺などに分布。早春、枝をにぎわせる花穂がネコのような毛に覆われることが名前の由来とされる。
六甲山系では生田川や住吉川の上流などに自生地がある。摩耶山に近いシェール道とマムシ谷の分岐近くでは高さ約3メートルの株が密集。会社員の男性(54)は「もこもこしてかわいいですね。柔らかかった日差しが強くなってきたのを感じます」とハイキングを満喫していた。
神戸地方気象台によると、9日の最低気温は神戸が4・0度、姫路が0・0度と平年を下回った。予報では10日の最高気温はほぼ平年並みだが、11日は4月上旬並みに上昇するという。
登山道などの問い合わせは六甲山ガイドハウスTEL078・891・0808
(小林良多)