加古川市長選　新人の久本氏、立候補を正式表明

　任期満了に伴う兵庫県加古川市長選（６月５日告示、同１２日投開票）に、新人のアパレル通販会社「ワンピース」社長、久本和明氏（３８）が９日、無所属で立候補することを正式表明した。同市役所で会見し「幸福度世界一のまちを目指したい。教育、子育てが０円でできる社会を市民と力を合わせて実現したい」と述べた。 関連ニュース 加古川市、監査委員にプロ棋士で公認会計士、船江七段を起用へ 加古川の飲食店で食事した21人が食中毒　3人からノロウイルス検出 高砂に誕生！「農菓みきや」で感じる食と農のつながり

　久本氏は同県姫路市出身。姫路飾西高校を卒業後、明治大を中退。人材紹介のベンチャー企業勤務を経て、２００５年に東京で起業し、その後アパレル通販を手掛けている。１１年に本社機能を加古川市に移した。
　久本氏は「市外に出なくても、市民が交流できる場を増やし、いきいきと健康に暮らせる社会をつくりたい」と話した。
　同市長選ではこれまでに、現職の岡田康裕氏（４６）が、３選を目指して立候補することを表明している。（斉藤正志）