播磨灘のシンコ漁も打ち切りへ 淡路島西岸と東播磨は17日、姫路以西は19日

2022/03/16 20:18

水揚げされるイカナゴのシンコ=姫路市白浜町、妻鹿漁港(撮影・大山伸一郎)

 兵庫県淡路島以西の播磨灘でイカナゴのシンコ(稚魚)漁を行う兵庫県内の漁業者らは16日、今季の漁を同島西岸と東播磨地区は17日、姫路市以西は19日でそれぞれ終えると決めた。大阪湾は7日に終漁しており、今季の県内のシンコ漁は週内で終わる。来年以降の資源量を確保する。 関連ニュース 瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準 高級住宅街・芦屋の河口付近に海水魚ボラが大量発【動画】 体長2・3mの巨大ハモ 仲買人騒然「こんなの初めて」

 大阪湾と播磨灘のシンコ漁は1日に解禁された。解禁初日は昨年に続いて漁獲回復の兆しがあったが、漁場によってばらつきがあったという。イカナゴの漁期は例年1カ月~1カ月半あったが、2017年から漁獲量が極端に減り、近年は短くなっている。(横田良平)

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