１０月の川西市長選　現職の越田氏が立候補へ

　任期満了に伴う１０月の兵庫県川西市長選に、現職の越田謙治郎氏（４４）が再選を目指して無所属で立候補する意向を固めたことが２４日、関係者への取材で分かった。市議会本会議が開かれる２５日に正式表明する見通し。 関連ニュース 香美町長選に立候補表明の浜上氏　「持続可能な地域に」 市当局と健全な緊張関係で　丹波市会・谷水新議長に聞く　ネット中継など情報発信強化 香美町長選　現職浜上氏が立候補表明　「1人当たりの生産力増やす」　4月27日投開票

　越田氏は同市出身で、同志社大法学部卒。教育出版社勤務を経て、２００２年に２５歳で川西市議会に立候補、初当選した。１１年の県議選に民主党公認（１７年に民進党離党）で当選。２期目途中で川西市長選に立候補し、当時の現職が後継指名した候補に約２万票の大差をつけ初当選した。当時４１歳で、兵庫県と県内４１市町で最年少首長となった。
　１期目は重点課題に行財政改革を掲げ、財政健全化に着手。１９年度に市立病院を公設民営化し、９月には市中心部で市立総合医療センターとして開院させる。
　現時点で他に立候補を表明している人はいない。
（久保田麻依子）