姫路市、3人目の副市長に志々田氏起用へ 国交省出身、播磨臨海地域道路などで国との連携強化狙う

2022/03/24 21:00

姫路市役所=姫路市安田4

 兵庫県姫路市の清元秀泰市長が、4月に増員する3人目の副市長に、国土交通省出身で同市技術管理監の志々田武幸氏(50)を起用する方針を固めたことが24日、関係者への取材で分かった。志々田氏は国交省道路局での勤務が長く、清元市長は大型事業となる播磨臨海地域道路の整備などで、国との連携を強化する狙いがあるとみられる。 関連ニュース 医療事故相次ぐ市民病院、新たに3件判明 定年の院長「退職金返納は赤穂市の判断に委ねたい」 大相撲 三段目付け出しの神崎が優勝、7戦全勝で制す 姫路出身 アナゴや但馬牛… 兵庫の食材詰まった冷凍弁当5種類 姫路のまねき食品、自販機を全国展開へ

 市は人事案を29日の市議会定例会最終日に提出する見通し。定例会には副市長を現在の2人から3人に増やすための条例改正案も提出しており、いずれも同日採決される。
 志々田氏は、近畿地方整備局和歌山河川国道事務所長や三重県県土整備部次長などを歴任。2020年4月、姫路市に入り、都市局や建設局などを所管する技術管理監に就いた。
 姫路市の副市長は現在、いずれも庁内から起用された和田達也氏(61)、佐野直人氏(59)の2人体制となっている。(田中宏樹)

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