播磨町長の清水氏退任へ 次回選、立候補しない意向 県内女性首長で最長4期目

2022/03/30 19:07

清水ひろ子氏

 任期満了に伴う兵庫県播磨町長選(6月14日告示、同19日投開票)に、現職の清水ひろ子氏(73)が立候補しない意向を固めたことが30日、分かった。 関連ニュース 幼少期過ごした家が「歴史建築」に 統治時代伝え評価、台湾で進む日本家屋の保存 明石市副市長がゴルフ中に倒れ死亡 目立った外傷なし 県警「病死の可能性が高い」 「涼宮ハルヒ」挿絵手がけ、加古川出身のイラストレーターいとうのいぢさん 地元での作品展盛況、思いなど聞く

 清水氏は同町出身で、武庫川女子短大卒業。同町議3期目途中の2006年、町長選に立候補し初当選。18年の前回は無投票で4選を果たした。県市町振興課によると、県内の女性首長で4期目は清水氏だけで、現時点で最長という。
 清水氏は、教育や子育て支援の充実などに力を注いできた。神戸新聞社の取材に「4期16年間、十分やらせてもらい、播磨町は子育てしやすいとの評価も耳にする。今後は一住民として地域に貢献していきたい」と話した。
 現時点で同町長選への立候補を表明している人はいない。(門田晋一)

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