加東市長選 政治団体代表の仁木氏が立候補表明 教育に重点

2022/04/08 05:00

加東市役所=加東市社

 任期満了に伴う兵庫県加東市長選(17日告示、24日投開票)に、同県尼崎市出身で政治団体代表の仁木琢也氏(44)が7日、無所属で立候補することを表明した。「貧困などで教育を受けられない人がいる」とし、教育環境の改善を掲げる。同市長選の立候補表明者は4人目。 関連ニュース 丹波国際映画祭 グランプリに、手話を守る闘い描いた「ヒゲの校長」 谷監督、当事者起用し表現追求 食物アレルギー学び、悩みや不安語り合う 講習会に母親ら50人 明石医療センター <熱中 丹波びと>丹波市長選に3回挑戦 岩崎政義さん(69) 政治参画への思い、熱く

 仁木氏は幼少期から同県加西市で過ごし、西脇北高在学中に運送業を手掛けた。2018年に京都府伊根町に移住し、同年の同町長選に立候補、落選した。仁木氏は記者会見で、加東市を「教育のまち」と位置付け、大学生を含む子どもの学費免除などを目指すとした。
 同市長選では、市議の藤尾潔氏(50)、前副市長の岩根正氏(67)、元副市長の山田義人氏(69)が立候補を表明している。(岩崎昂志)

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