太平洋の白鳥、海の貴婦人…ミナトに彩り 練習船5隻が神戸港に集結

2022/04/08 11:35

5隻そろって停泊し、日没後には電飾で夜景を彩る練習船=7日夜、神戸市中央区

 船員を養成する独立行政法人「海技教育機構」(横浜市)の練習船5隻が神戸港にそろった。2021年6月以来、約10カ月ぶりの集結。「太平洋の白鳥」と呼ばれる帆船「日本丸」や、「海の貴婦人」の異名を持つ帆船「海王丸」の優美な船体が、港の景色を彩っている。 関連ニュース 帆船の日本丸や海王丸… 5隻の練習船、神戸港に集結 3年ぶり【動画】 「太平洋の白鳥」「海の貴婦人」希少な2ショット 日本丸と海王丸が神戸港でライトアップ 練習帆船「海王丸」など4隻、神戸港に“集結” 停泊期間長引き

 ほかに停泊しているのは、いずれも汽船の「大成丸」「銀河丸」「青雲丸」。銀河丸が6日に、あとの4隻は7日に入港した。
 同機構の神戸分室によると、20年と21年にも東京五輪や新型コロナの影響で神戸に5隻がそろったが、平時にはほとんどないことだという。今回は、各船の乗組員らが新型コロナワクチン職域接種の3回目を大阪で受けるために集まった。
 5隻を見られるのは、海王丸を除く4隻が出港する11日午後2時ごろまで。(吉田敦史)

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