ぽかぽか陽気に誘われて 花吹雪舞う明石公園、名残の桜楽しむ
2022/04/09 20:01
剛の池で散りゆくソメイヨシノをめでる花見客=9日午後、明石市の県立明石公園(撮影・小林良多)
兵庫県内は9日、高気圧に覆われてよく晴れ、ぽかぽか陽気に包まれた。「日本さくら名所100選」の一つ、明石市の明石公園ではソメイヨシノが散り始め、大勢の人が花吹雪を楽しみつつ名残を惜しんだ。
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県園芸・公園協会によると、園内には1400本のソメイヨシノが植えられている。全体では「散り始め」の発表だが、剛ノ池周辺では見頃の木も。この日は花見客がグループごとに距離を保って過ごしていた。
今年はお花見シーズンのにぎわいがやや戻ったものの、新型コロナウイルス禍がなかった年と比べ、来園者数は半分ほどだという。友人と訪れた看護師の女性(25)=神戸市北区=は「お弁当やグラスの飲み物にまで花びらが落ちて印象的でした」と目を細めていた。(小林良多)