「手ぶら」で楽しむキャンプ、全国25カ所で好評 竹野海岸、南あわじなど「休暇村」レンタル充実
2022/04/25 05:30
日本海が一望できる広場に開設した休暇村竹野海岸のキャンプ場=豊岡市(休暇村広報提供)
兵庫県をはじめ全国の国立・国定公園内で宿泊施設を運営する休暇村グループは、本格的な行楽シーズンを前に、「手ぶらでキャンプ」を全国25カ所で実施している。テント、寝具に加え、夕食用バーベキューの食材なども用意。専用道具を持っていない初心者でも、まさに「手ぶら」感覚でアウトドアが楽しめる。(津谷治英)
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県内では山陰海岸ジオパークの自然が自慢の竹野海岸(豊岡市)、鳴門海峡が望める南淡路(南あわじ市)で専用キャンプ場を併設する。本館宿泊施設の大浴場が利用でき、南淡路は朝食向けにレストランも利用できる。
キャンプ場利用はアウトドアブームで年々増加。昨年は全国で約2万2千人が利用した。要望に応えレンタル道具も充実。テントなど基本道具に加え、施設によってテーブルやいす、調理器具などもそろえ、至れり尽くせりだ。新型コロナウイルス禍で、密を避けたい少人数のレジャーに好評という。
各地の海、山の幸を味わえるのも特徴。広大な牧場が散在する蒜山(ひるぜん)高原(岡山県)はジャージー牛のバーベキュー、瀬戸内海が一望できる讃岐(さぬき)五色台(香川県)、日本海に面する竹野海岸、越前三国(福井県)は魚介類が食材に加わる。その他、近江八幡(滋賀県)、紀州加太(和歌山県)と近隣県に豊富な施設がある。
料金もお手頃で大人6500円から。子ども連れだと家族4人でも2万円前後のケースもある(施設による)。休暇村広報は「家族だけで安心して利用できるレジャーとして提案したい」と話している。
各施設の詳しい料金、利用内容は休暇村のホームページで。