あちこち渋滞、延々37キロ、Uターンラッシュ GWの新幹線、昨年の2・4倍
2022/05/05 22:20
神戸や大阪方面に向かう車列が上り車線を埋めた明石海峡大橋=5日午後7時1分、淡路市岩屋から(撮影・中西幸大)
新型コロナウイルスによる行動制限がない3年ぶりのゴールデンウイーク(GW)も終盤を迎えた。5日は古里や行楽地からのUターンラッシュが各地で本格化。兵庫県内でも高速道路の上り線を中心に混雑し、神戸淡路鳴門自動車道では40キロ近くの渋滞が発生した。
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日本道路交通情報センターによると、同自動車道の上り線では同日午後8時までの時点で、垂水ジャンクション(JCT)付近を先頭に、津名一宮インターチェンジ(IC)付近まで最大約37キロの渋滞が生じた。
山陽自動車道でも午後6時半ごろ、淡河パーキングエリア付近を先頭に、三木小野ICまで約18キロ。中国自動車道では午後4時半から同6時ごろ、宝塚西トンネル付近を先頭に西宮山口JCTまで約8キロの車列が生じた。
一方、JR西日本によると、東海道・山陽新幹線は5日午後、博多発東京行き「のぞみ」で自由席乗車率が120%の列車が出るなど混み合い、自由席はほぼ満席となった。GW期間中の座席予約状況は、コロナ禍で緊急事態宣言中だった昨年に比べ、4月12日時点で約2・4倍に上った。(伊藤颯真)