世界パラ陸上、24年5月開催が決定 コロナで2度延期、会場は神戸ユニバー

2022/05/10 18:37

神戸新聞NEXT

 「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」の組織委員会は10日、新型コロナウイルスの影響などで2度延期していた開催日程を、24年5月17~25日に決定したと発表した。 関連ニュース 小さな町、中学2校でたびたび全国制覇 なんでこんなに強いの?! 中学校駅伝の兵庫・稲美町 田中希実、異例の2種目挑戦完遂 中距離と長距離「集中して楽しめた」 視線は世界へ 兵庫リレーカーニバルGP 今秋?4年後?「ワールドマスターズゲームズ」会期決まらず 組織委の延期方針に国際協会が「待った」

 大会は国際パラリンピック委員会(IPC)が1994年に創設。東アジアでは初の開催で、当初は21年9月に予定されていた。しかし、東京五輪・パラリンピックの延期に伴って22年8~9月に変更。さらにコロナの感染拡大で21年冬に再延期を決め、24年の開催に向けて日程を協議していた。
 会場は神戸市須磨区のユニバー記念競技場。約100カ国から約1300人の選手の参加を見込む。
 組織委員会の増田明美会長は「いよいよ日程が決まった。東京パラリンピックで活躍した選手や、3カ月後のパリパラリンピックのヒーロー、ヒロインに会えるでしょう」とコメントした。(名倉あかり)

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