Jリーグ、社会連携活動でヴィッセル表彰 ノエスタでのワクチン大規模接種
2022/05/10 18:50
ノエビアスタジアム神戸の大規模ワクチン接種会場=2021年10月、神戸市中央区御崎町1
サッカーのJリーグは10日、地域に根ざしたクラブの社会連携活動を表彰する「シャレン!アウオーズ」を発表し、Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸がノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で実施した、新型コロナウイルスワクチン大規模接種会場の運営協力活動を「パブリック賞」に選んだ。
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3年目を迎えたアウオーズでJ1神戸は初受賞。Jリーグ全58クラブの取り組みの中から、スタジアムのトイレに生理用品を置いた松本山雅FCなどとともに選ばれた。
昨年5月から本拠地のノエスタをワクチン接種会場として提供し、神戸市や医療機関など28団体が連携。1日最大6800人を受け入れ、43万回以上の接種に協力してきた。日ごろの試合運営のノウハウを生かした点や、全国に先駆けて大規模接種会場をオープンし、接種促進に貢献したことが評価された。
J1神戸は「実施決定から約2週間で接種を始めるまでは大変だったが、地域貢献の新たな可能性を見いだせた」としている。(山本哲志)