木立で垣間見える親子の愛 コゲラのひな、巣立ち間近 神戸・須磨

2022/05/11 20:00

ひな(右)に餌を与えるコゲラ=11日午前、神戸市須磨区、奥須磨公園

 キツツキの仲間で知られるコゲラが、神戸市須磨区の奥須磨公園で子育てにいそしんでいる。巣立ちも間近とみられ、木立の中で親子の愛が垣間見える。10~16日は「愛鳥週間」。 関連ニュース クマが民家のウッドデッキに寝そべって動かず 兵庫・佐用町 特別天然記念物ニホンカモシカ、兵庫で初確認 子ども1頭「どこからきたのか…」 王子動物園の1歳雌キリン、岩手へ移送中に死亡 繁殖に向け鉄製の箱に入って神戸出発

 コゲラは、年間を通じて各地の平地や山でみられる「留鳥」。日本で一番小さいキツツキで、枯れ木に深さ15センチほどの穴を掘って繁殖する。
 親鳥はイモムシを口にして巣に戻り、ひなは巣穴から顔をのぞかせて盛んに食べる。巣立ち前は栄養が最も必要な時期で、親鳥は何度も何度も餌をくわえてはひなに与えていた。(鈴木雅之)

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