参院選、投票事務ミスゼロを 県選管がオンライン会議で各市区町に呼び掛け

2022/05/13 05:30

委員長・書記長会議であいさつする県選管の石堂則本委員長=兵庫県庁

 今夏の参院選に向け、兵庫県選挙管理委員会は12日、県内49市区町の選管委員長、書記長らを対象にオンライン会議を開いた。投開票事務のミス防止などを呼び掛け、投票率向上につながる環境整備を促した。 関連ニュース 外国勢力の選挙介入対策に着手 真偽不明の情報、誹謗中傷が拡散 野党、関税交渉と消費減税で攻勢 両院で与党少数、初の論戦へ 戦中生まれの国会議員6人に減少 記憶継承が永田町でも課題に

 県選管の石堂則本委員長は冒頭のあいさつで、参院選を「少子高齢化や人口減少、新型コロナウイルス対策、ウクライナ問題など国内外に課題が山積する中、国の今後の在り方を位置付ける重要な選挙」と強調。昨年の県知事選や衆院選で起きた投票用紙の誤交付や選挙公報の未配布などミスの事例に触れ、「万全の管理執行体制を確保してほしい」と訴えた。
 その後、県選管職員が選挙事務を説明。有権者の利便性に配慮した期日前投票所の設置などを求め、政党の略称の取り扱いなどについて注意点を確認した。
(金 旻革)

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