稲美町長選 元同町職員の新人中山氏が初当選 古谷氏、5選ならず

2022/05/15 22:10

中山哲郎氏

 任期満了に伴う兵庫県稲美町長選が15日に投開票され、無所属新人で元同町職員の中山哲郎氏(49)が、無所属現職の古谷博氏(75)らを破り、初当選を決めた。投票率は50・02%で、前回選挙があった12年前の2010年(55・20%)を5・18ポイント下回った。 関連ニュース 子育て支援や農業・産業振興を争点に論戦が繰り広げられた稲美町長選 稲美町長選は現職1人、新人2人が立候補し、12年ぶり選挙戦となった 小さな町、中学2校でたびたび全国制覇 なんでこんなに強いの?!

 選挙戦は町人口の減少対策や、まちの活力の維持に向けた土地活用、農業・産業振興などが争点になった。
 中山氏は「若い感覚でまちづくりをする」とし、4期16年にわたる古谷町政からの世代交代を訴えた。町職員の経験を踏まえ、農業の大規模化や企業が土地を利用しやすくする規制緩和などを掲げ、変革を求める有権者の支持を広げた。
 一方、3、4期目は無投票当選だった古谷氏は実績をアピールし、町政の継続を主張した。5期目に向けて企業誘致の促進や子育て支援、高齢者福祉の充実を強調したが、広がりを欠いた。
 無所属新人でNPO法人事務局長の土原翔吾氏(31)も及ばなかった。
(門田晋一)
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