札幌の冬季五輪招致を応援 指定都市市長会決議 会長の久元・神戸市長「絶好の発信機会」

2022/05/26 05:30

指定都市市長会議であいさつする久元喜造神戸市長(中央)ら=東京都中央区

 神戸市など全国20の政令指定都市でつくる指定都市市長会は25日、東京都内で会議を開き、札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの招致について、同市長会として応援する決議を採択した。 関連ニュース 「スキーへの愛を高めたい」 長野冬季オリンピックの金メダリスト、原田雅彦さんが全日本スキー連盟の新会長に就任 神戸空港の国際チャーター便、アジアの10社以上が就航希望 全ての受け入れは困難か <2025ひょうご選挙展望>【町長・町議ダブル選】香美、上郡、新温泉、多可

 会長を務める久元喜造神戸市長をはじめ、18市の市長らが出席。五輪について久元市長は「指定都市の総合力を世界に発信する絶好の機会になる」と述べた。
 政府の経済財政運営の指針「骨太方針」に対する提言には、感染症対策の権限移譲▽こども家庭庁発足に伴う国との連携強化▽脱炭素の取り組みへの財政支援-などを盛り込んだ。先進7カ国(G7)の代表市長による「アーバン7市長サミット」を来年、日本で開く準備を進めることも確認した。(永見将人)

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