兵庫県議会６月定例会が開会　県が補正予算案など１１件提出

　兵庫県議会の６月定例会が１日開会し、県は原油価格や物価の高騰などに対応するため、１４２億５２００万円を増額する２０２２年度補正予算案など１１件を提出した。 関連ニュース うつ病の母親支え、学業と両立できず　自覚なかった「ヤングケアラー」が乗り越えた日々 ヤングケアラーらに無料の配食サービス、兵庫県がモデル事業開始　家事負担軽減、ニーズ把握も 中高生の２０人に１人「ヤングケアラーに理解を」１６日、兵庫県公館でシンポ

　補正予算案には、中小企業や個人事業主に最大３０万円の一時支援金を支給するほか、家族の介護などを担う子ども「ヤングケアラー」らへの配食支援策などが盛り込まれた。
　県は、水上バイクの危険行為や飲酒運転を規制する「水難事故等の防止に関する条例」の改正案も提出。罰則を「３カ月以下の懲役または５０万円以下の罰金」に引き上げる内容となっている。
　定例会は９日まで。６日に代表質問、７日に一般質問がある。９日には正副議長の改選も見込まれる。
（金　旻革）