芦屋市長選、元市議の大塚氏が立候補へ 「改革取り組みたい」

2022/06/01 22:30

大塚展生氏

 任期満了に伴う来年4月投開票の兵庫県芦屋市長選に、元同市議の大塚展生氏(64)が1日、無所属で立候補する意向を明らかにした。同市内で会見し「市政改革に取り組みたい」と語った。公約などを固めて正式に立候補を表明する見通し。 関連ニュース <5分後の世界 地震予知の夢>(3)直前、猪名川で謎の群発地震 「二藍の会」37年の活動に幕 講師の岩本さん「教えることで力もらった」 22日まで最後の作品展 フィギュア全日本選手権20日開幕 4連覇かかる坂本花織「コンディションいい」公式練習で切れのある演技

 大塚氏は岡山県出身。青山学院大卒業後、朝日放送でアナウンサーやディレクターを務め、2019年に退職。同年4月の芦屋市議選に無所属で初当選し、今年5月31日に辞職した。
 20年に発覚した同市幹部職員(当時)のパワーハラスメント問題は、市議会での自身の質問で表面化。一部当事者に同意を得ず公表したとして配慮不足を認めつつ「組織の風土改善は不十分で、一議員の活動では限界がある。何が欠けているかを明らかにし、市長として刷新したい」とした。
 同市長選では現時点で他に立候補の意向を示している人はいない。(村上貴浩)

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