芦屋市が市民にアンケート誤送付 転出済や死亡者を宛先に約2千件

2022/06/09 18:30

芦屋市役所=芦屋市精道町

 兵庫県芦屋市は9日、消費生活トラブルに関するアンケートについて、市民3千人に調査用紙を送ると、うち約2千人が既に市外に転出したり、死亡したりしていたと発表した。 関連ニュース 「今日は増やしてやったぞ」に立腹 風呂の湯量巡り娘と殴り合い 元警察官の父逮捕 スーパーで他人のかばん持ち帰り「トイレ我慢できず、届けるの後回しに」 神戸市職員を停職処分 おにぎり、唐揚げ…学校給食、調理師ら持ち帰り 「常習、看過できない」部下が相次ぎ退職、休職

 複数の市民から「既に転出した人の宛名で届いた」などと誤送付の指摘を受け、ミスが発覚した。
 市によると、住民基本台帳のデータから対象者を無作為抽出する際、転出者や死亡者を除く設定を担当者が怠り、職場のチェックでも見落としたという。
 市は再発防止のため、今後は抽出作業も複数の職員で確認するとしている。(村上貴浩)

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