「ル・ポン国際音楽祭」今秋3年ぶりに姫路、赤穂で ゆかりの世界的バイオリニストが監督
2022/06/11 05:30
2019年10月にあった前回の「ル・ポン国際音楽祭」(姫路市文化国際課提供)
兵庫県赤穂市ゆかりの世界的バイオリニスト樫本大進さんが音楽監督を務める「ル・ポン国際音楽祭」が10月2~9日、同市と姫路市で開かれる。新型コロナウイルス禍でここ2年は中止しており、開催は3年ぶり。世界で活躍する10カ国の演奏家が、姫路城や書写山円教寺などで調べを響かせる。
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樫本さんは世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で第1コンサートマスターを務める。母親の故郷が赤穂市という縁で、2007年から同音楽祭を開いている。今年は親交のあるバイオリンやチェロ、フルートなどの14人と極上の音色を奏でる。
日時と会場は、10月2、3日=赤穂化成ハーモニーホール(2日は午後5時、3日は同6時半開演)▽同5、6日午後7時=姫路城二の丸▽同8日午後3時=書写山円教寺▽同9日午後6時=アクリエひめじ。
チケットは千円。8月10日からローソンチケットやチケットぴあで販売する。赤穂公演は赤穂化成ハーモニーホールで窓口販売もある。姫路公演は姫路市民を対象に一部の座席を先行販売し、7月1~25日に公式ホームページなどで申し込みを受け付ける。応募多数の場合は抽選。
姫路市文化国際課TEL079・221・2098
(田中宏樹)