新たなオミクロン株派生型「BA・2・12・1」 神戸で初確認、感染力強く

2022/06/20 17:25

国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

 神戸市は20日、市内に住む60代男性が、新型コロナウイルスのオミクロン株派生型の「BA・2・12・1」に感染したと発表した。感染者の確認は兵庫県内では初めてという。 関連ニュース マスク外して、と言われても…広がる戸惑い「急には変われない」 小学校の現状は? 新たなオミクロン株派生型「BA・2・12・1」 神戸で初確認、感染力強く 新型コロナ後遺症の相談窓口 兵庫県が7月設置へ「知見や職場復帰への情報も発信」

 市によると男性は軽症。2日に陽性が判明し、17日に派生型と分かった。発症前14日以内の渡航歴はなく、濃厚接触者となった家族は感染しなかった。
 BA・2・12・1は、従来のBA・2と比べて1・25倍ほどの感染力があるとされる。国内では東京都や大阪府などでも確認されていた。(名倉あかり)
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