ナツツバキの大輪清らか 樹齢300余年、こけむした庭にはらり 有馬・念仏寺

2022/06/21 11:35

開花1日で落ちた白の大輪が、一面の緑のこけに映える=神戸市北区有馬町

 21日は夏至に当たり、北半球は一年で最も昼が長い。暑さの盛りを前に、有馬温泉街の念仏寺(神戸市北区)では、樹齢三百余年というナツツバキの白い大輪が見頃を迎えた。開花から1日で落ち、こけむした緑の庭に清らかに映える。 関連ニュース 水を使わない特製ドライカレー 念仏寺で限定販売 梅雨にさわやか「沙羅の花」見頃 釈迦涅槃図も展示 明石 【写真】はかなく見頃「沙羅双樹の花」 京都・東林院で特別公開

 本堂は1712年の建築とされ、ナツツバキも当時からと伝えられる。別種ながら、その姿形から日本では「沙羅双樹」とも呼ばれる。
 盛者必衰を説く平家物語の冒頭にも登場するなど、「落ちて白さを失っていく姿も含め、無常観が伝わる花です」と吉瀬文隆住職。今年は7月上旬までは楽しめそうという。
 拝観は午前9時~午後5時(最終受け付け午後4時)。拝観料として茶房で1品注文(500円~)から。木曜休み。同寺TEL078・904・0414
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 また、今月25、26日には花と尺八、琴の鑑賞会を3年ぶりに開催する。予約制で、11、13、15時開演。開場は1時間前。お茶や菓子、土産付きで1800円。有馬温泉観光総合案内所TEL078・904・0708
(中西幸大)

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