<候補者アンケート>(10)地域の課題について

2022/07/04 10:30

イメージ写真(custum0335)

 7月10日の投開票日に向け舌戦が熱を帯びる参院選。神戸新聞社は兵庫選挙区(改選数3)の立候補者にアンケートし、新型コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻をはじめとした外交・安全保障問題、原油・物価高対策などについて見解や理由を尋ねた。寄せられた回答をそのまま掲載する。 関連ニュース 都道府県域を超えた広域連携推進 農業や新興企業支援、観光振興へ 政府、広域連携推進へ財政支援 都道府県域越えて産業・観光振興 歌手・大森靖子がメジャーから電撃移籍…元公務員の企業を選んだワケは? 「どこにだって東京を創れる」


【問】地域の課題について
(1)新型コロナ禍で地方移住が注目された。東京一極集中を変えるため、あなたの施策のキャッチフレーズは
(2)そのために必要な施策は

西村しのぶ氏(59)諸新
(1)五国豊穣
(2)兵庫県の5つの国に半農林水産・半X(ITなどのビジネス)で豊かで安全な食と経済が自立的に回っていくコミュニティーを作り育てる。そのコミュニティーが受け皿となり都市からの体験型観光や移住者を受け入れる。

片山大介氏(55)維現
(1)いざ未来に輝く地方へ
(2)地方において高速インターネットを不自由なく使える環境を整備し、企業の社員がワーケーションを行ったり、農林水産業で副業を営める仕組みをつくったりすることで、交流人口の拡大や定住へとつなげる。

木原功仁哉氏(38)無新
(1)地に足のついた生活へ
(2)地方の発展には農業の再興が必要である。耕作放棄地の再開墾を奨励し、政府が生産作物を適正価格で買い上げて経営基盤を安定させ、田畑の均分相続(田分け)を禁止して子々孫々にわたる安定的な就農を可能にさせる。

稲垣秀哉氏(53)諸新
(1)地方へ交付大型交付金
(2)補正予算規模、100兆円の真水を設定し、財源は全額国債を充てる。

速水肇氏(37)N新
(1)地方強化計画で未来へ
(2)特に、人口減少地域で働ける環境を整備する必要がある。本社移転を優遇したり、地方の子育て支援を強化したり、インフラを整備したり、地道にやっていくしかない。

伊藤孝江氏(54)公現
(1)働きたくなる地域作り
(2)テレワークと二地域居住を推進し、地方への移住を促す。それにはGoTo再開とインバウンドで、仕事や雇用の機会を増やすことや、企業負担を減らすために思い切った税額控除を行い賃金アップを図ることが必要。

里村英一氏(61)諸新
(1)減税と渋滞の解消を
(2)法人税の実効税率を10%台まで大幅減税し、贈与税等も廃止し、事業承継のコストを下げる。渋滞の解消により、製造→流通→消費のスピードを速め「人・モノ・カネ・情報」の回転速度を上げ、さらなる発展を呼び込む。

黒田秀高氏(75)諸新
(1)地場産業の育成
(2)他に頼らず自らの手で地方の活性化を図るのが第一である。

末松信介氏(66)自現
(1)地方創生の推進
(2)地方の創意工夫を活かした地方創生を推進し、新たな産業を育て雇用を創出します。地方の様々な挑戦に、国も財源やアイデアでサポートします。道路整備や交通網を維持し、都市部と変わらないビジネス環境を作ります。

山崎藍子氏(37)N新
(1)快適な自然との暮らし
(2)ネット環境や公共設備の一律化。交通網の整備、ファミリー層が生活しやすくなるサポート、都市部と、地方の教育の格差をなくす。

相崎佐和子氏(49)立新
(1)地方で豊かな心と生活
(2)まず、ICT整備によるリモートワーク環境整備や農林水産業振興、再生可能エネルギー事業開発などで収入を確保します。次に、全国どこでも教育、医療、介護などのベーシックサービスが確実に受けられるようにします。

中曽千鶴子氏(60)N新
(1)子育て環境充実の兵庫
(2)自然環境に恵まれ、子どもをのびのびと育てるまちづくり、教育環境の充実、子育て世代へのサポート。

小村潤氏(46)共新
(1)子育て安心の兵庫県へ
(2)非正規雇用の正社員化、中小企業・農林漁業への支援強化、思い切った子育て支援策、社会保障の拡充など、雇用と生活を支える政策を実行し、若者が地元で安心して働き、結婚し、子育てできる社会をつくること。


(3)JRは赤字路線の廃線を検討しており、兵庫県内を走る山陰、加古川、姫新、播但など4路線6区間も可能性がある。あなたの意見は
〈選択肢〉
1 経営的視点を考慮すればやむを得ない
2 民間企業のJRの判断に委ねる
3 代替の交通機関、道路整備に力を入れるべき
4 地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない
5 災害時の代替交通機関として重要なので廃止すべきでない
6 その他

西村しのぶ氏(59)諸新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

片山大介氏(55)維現
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

木原功仁哉氏(38)無新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

稲垣秀哉氏(53)諸新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない
災害時の代替交通機関として重要なので廃止すべきでない

速水肇氏(37)N新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

伊藤孝江氏(54)公現
その他(県、JR、有識者等による協議会の結論を尊重)

里村英一氏(61)諸新
代替の交通機関、道路整備に力を入れるべき

黒田秀高氏(75)諸新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

末松信介氏(66)自現
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

山崎藍子氏(37)N新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

相崎佐和子氏(49)立新
代替の交通機関、道路整備に力を入れるべき

中曽千鶴子氏(60)N新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

小村潤氏(46)共新
地域住民の重要な交通機関なので廃止すべきでない

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