参議院選挙、10日投開票 兵庫は最終盤まで混戦

2022/07/08 20:45

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 兵庫選挙区は過去最多の13人が改選3議席を争う。安倍晋三元首相が銃撃された事件を受け、多くの陣営が街頭での選挙活動をいったん自粛するなど、異例の最終盤となっている。 関連ニュース 7月の参院選比例代表得票 各党市議らはどう見たか 自民会派会長「自滅」と分析 立民、執行部批判続出 参院選不振で刷新要求も 立民、参院選総括へ議員懇談会 議席数、伸び悩みに不満も


 大阪に次ぐ「第2の牙城」の兵庫で支持基盤を築く維新候補と、岸田政権を閣僚として支える自民候補が序盤から安定した戦い。公明候補が組織を引き締めて3議席目をうかがい、議席奪還を目指す立民、共産の各候補が追いかける。他の新人も支持を訴えてきた。
 銃撃事件を受け、自民候補は急きょ東京に戻った。立民、公明、維新の陣営は活動の自粛や一時中断を決め、「民主主義を否定する行為で許されない」などとコメント。共産の陣営は予定通り演説などに立ち「蛮行だ」と抗議した。
 選挙戦最終日の9日は一部の陣営を除き、候補者は都市部などを中心に活動を再開する予定。(田中陽一)
【特集ページ】参院選2022

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