「ラピュタ」「もののけ姫」の世界へ 新・山本二三展、朝来で開幕
2022/07/09 05:30
広く知られた作品の背景画などが並ぶ「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展」=あさご芸術の森美術館
「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など数多くのアニメ作品で、美術監督を務めた山本二三さんの作品展「新・山本二三展」が9日、兵庫県朝来市多々良木、あさご芸術の森美術館で開幕する。映画やテレビのアニメ、コンピューターゲーム約30作品の背景画など約230点を展示。作品解説や山本さんのコメントもある。
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朝来市や神戸新聞社などの主催で、日本遺産「銀の馬車道 鉱石の道」の認定5周年を記念して開く。同市の依頼で山本さんが描いた国史跡・竹田城跡や神子畑(みこばた)選鉱場跡、生野鉱山を描いたオリジナル作品3点も初めて公開される。8日、報道陣向けに内覧会があった。
会場には、広く知られた場面の背景画などが並ぶ。天井画などを担当した「天気の子」(2019年)の作品には「4枚の絵に3カ月ぐらいかかりました…」などの山本さんのコメントが添えられている。
8月30日まで。水曜日と7月19日休館。入館料は一般800円など。TEL079・670・4111
(小日向務)